日本の豪雨災害

 日本は降水量が多く,狭い平地に多くの人が暮らしていることもあって,毎年どこかの地域が豪雨による災害に見舞われています.豪雨災害による被害は,人的被害(死者や行方不明者)については,1959年の伊勢湾台風以後大きく減少していますが,皆無になったわけではありません.大きな河川の氾濫などによる,いわゆる洪水災害による犠牲者は減少したものの,がけ崩れ,地すべり,土石流などのいわゆる土砂災害による犠牲者はあまり減少していないという指摘もあります.また,経済的被害は,特に年に人間活動が集中している影響もあり,年々増加しつつあるという見方もあります.


1945年以降の自然災害(風水害・地震・津波等)による被害の推移
平成12年版防災白書,各年版日本統計年鑑をもとに作図.




1945年以降の日本の人的被害の大きかった豪雨災害
「自然の猛威」(町田洋・小島圭二編,1986,岩波書店)に牛山が加筆.人的被害(死者・行方不明者)が1都道府県で100名以上の事例.
制作:東北大学大学院工学研究科災害制御研究センター 講師 牛山素行 
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